大学の選び方ガイド

どんどん変わる大学入試

私たちを取り巻く環境は日々変化しています。
インターネットの普及により、世界中の色々な国とやり取りできるようになりました。
そして、それによって日本の情勢もトレンドも日々変化をしています。

このような流れの中で、大学も大きな変革をしている最中です。
世の中の流れに合わせて学校のあり方や学部学科の新設が目立ちます。
さらに、少子化の影響でどの学校でも生徒を獲得するためにオリジナリティを打ち出しています。

最近では、昔のような見慣れた学部名だけでなく、名前を見てもどのようなことを学ぶのかわからないような名称も沢山あります。
試験制度も昔のような一般入試以外にも推薦入試が行われたり、センター利用試験が行われたりと多様化しています。
大学入試について知っておくべき知識は盛りだくさんであり、情報収集は早いうちから始めておくことが重要となっています。

大学や学部選びは高校に入ってすぐに始めよう

高校入試が終わってしばらくは部活動や友人と遊ぶことといった学生生活に打ち込みたいと思うものです。
しかし、高校入学と同時に少しずつ大学入試に向けての情報収集が必要となってきます。

多くの学校では高校1年生の秋には文系と理系の選択が必要です。
ここで文系と理系とを決めるためにはある程度の進路が見えておかなければなりません。
そこで、高校1年の夏ころには漠然とでも志望する大学や学部といったものが見えておく必要があるのです。

特に夏休みには多くの大学がオープンキャンパスを開催します。
まずはそこに足を運んで大学がどのようなものであるか、そしてどういった校風の学校に行きたいのかということだけでも知っておくことが重要です。
高校2年になると学校の中心的存在となるために、部活動や学校活動が忙しく意外とオープンキャンパスに行く余裕はなく、ゆっくりと見て回るためには高校1年生からの行動が必要なのです。

大学や学部選びのポイント

大学に入ってから思っていたことと違ったとなっても、もう一度大学を受け直すというのは簡単なことではありません。
後からこうすればよかったとか、ここに行きたかったとかと後悔しないよう、高校生のうちにしっかりと将来を考えて大学や学部を選んでおくことが必要です。

将来就きたい仕事があるならば、まずはその仕事に就くためにはどのような勉強が必要であるのかを考えることから始めます。
資格が必要ならば資格取得ができる学部を探す必要がありますし、希望する進路について就職率が良い学校を調べることも必要です。

ある程度行きたい学部や方向性が定まったら、そのことが学べる学部名を確認して行きます。
最近では学部名を見ただけではどのようなことを学ぶのかわからないような学部も増えています。
そこで、やりたい分野が決まったらその分野の名前が入っている学部をピックアップして志望校を選んで行きます。

このようにピックアップをすることによって、幅広い偏差値の学校名が並ぶことになります。
そこで、やりたい内容が学べて校風が好みの学校を安全校と実力相応校と挑戦校とピックアップして志望校を定めていきます。