TOEICとはどんな資格?

TOEICについて知ろう

TOEICとは、国際コミュニケーション英語能力テスト(Test of English for International Communication)の略語です。
英語の検定試験としてはとても有名な試験で、多くの人が受験をしています。

あまりに多くの人が受験をしているために国家資格のように思われがちですが、実は国際ビジネスコミュニケーション協会が行う民間資格です。
しかし、受験者は世界で600万人とも言われており、受験をすれば世界中で自分の英語力の判断基準にしてもらうことができるものとなります。

TOEICの特徴として英語が母国語以外の人が受験することと、合否がないことがあります。
英語が母国語ではない人が受験しておりなおかつスコアを提出するので、日頃英語を使っていない人たちの中でどのくらいの英語のレベルであるかを見る尺度となるのです。

TOEICは必要か

TOEICを受験する前には多くの人がTOEICを受ける必要があるのか、ということを気にするものです。
最近では高校で受験をすることが必修とされていることも多く、その必要性をわからず受験をしている人もいます。

TOEICの試験対策をするとによって得られることはただ英語力がつくだけではありません。
きちんと勉強をしてTOEICで高得点をマークしておけば、受験や就職にも有利にはたらきます。

TOEICの高得点者だから皆英語が流暢に話せるわけではありません。
(英会話を上達させるために必要なこと|産経オンライン英会話)
しかし、高得点者というのは共通して語彙が豊富、リスニング能力が高い、速読ができる、という特徴があります。

TOEICの試験対策をする中で、リスニング力は自然と高くなります。
多くの人はここで、ただTOEICのためのリスニング力が身についていると思いがちです。
しかし、TOEICのリスニングが聞き取れるようになると英文を聞きながら英語の重要エッセンスである5W1Hを自然と拾えるようになります。

また、スコアアップのための試験対策をしていく中で語彙力もつきます。
語彙もあり、英語を整理して聞き取る力もつけば、リスニング力としては相当なものが身につきます。

このように聞くときに自然と文の構造を意識しながら聞く習慣がつけば、読む際にも同じことができるようになっていきます。
そうすれば英文を読みながら意味を取ることができるようになり、速読の力も身につくのです。
そして何よりも語彙が増えているので読み取れることも多いですしある程度予測をしながら読めることでも速読の力となります。

TOEICは英語の力だけでスコアが上がるわけではない

TOEICを勉強するのは英語の力をつけるためですが、それ以外にも身につくスキルがあります。
それが情報処理のスキルです。

TOEICの勉強をすれば、新しい頭の使い方を身につけられます。
スコアを上げるために努力をすることも必要ですから、企業としてはスコアだけでなく、そういった努力することができることや情報処理のスキルがあることを見るためにもTOEICのスコアを参考にしています。