福祉関係の業種を一挙紹介!

医療福祉の仕事はたくさんある

医療や福祉と言われる仕事はたくさんの種類があります。
これらの仕事というのはこれから高齢化社会を迎えるにあたって、どんどんニーズが高まることが予想されている仕事です。

昨今は金融不安や長引く不況から、誰もがいつまで同じ職場で働けるかという不安を抱えていたり、同じ給与がもらえ続けるのかという不安を抱えていたりいます。
子育てをしていれば日々お金がかかりなかなか貯金ができず、自分たちの老後のお金の心配が出てくるというケースもあります。

そこで、女性も結婚後も子育てが落ち着き次第、また仕事を始めるケースが多いでしょう。
そのような時に再就職しやすい現場が介護現場です。
介護の仕事というのはニーズがたくさんあるので、仕事を始めやすいのです。

そこで、ここではこれからの進路選択に悩んでいる人にも役立つよう福祉系の仕事にはどのようなものがあるのかを紹介していきます。
男女ともにたくさんの仕事の選択肢がある職種ですから、進路選択の参考にしてみましょう。

介護福祉士

介護福祉士になるには、介護福祉士の資格を取得する必要があります。
資格を取得する方法としては、介護福祉士を養成する施設に通って勉強し、そこを卒業するか、または就職して実務経験を積み、国家試験に挑戦して合格するかという二つです。

介護福祉士になると、日常生活が困難な高齢者や身体・精神障害者に対して食事や入浴、排泄といった身体介護を行ったり、介護者やその家族に対して受けるべき介護サービスのアドバイスをしたり相談に乗ったりします。
似たような仕事にホームヘルパーがありますが、こちらは介護職員初任者研修と呼ばれる公的認定資格が必要であり、介護福祉士はホームヘルパーの上位職であると考えることができます。
自分自身が資格取得のために学んだ知識を活かして実際の介助を行うだけでなく、家族や要介護者の相談に乗ったりアドバイスをしたり、時には職場の同僚にアドバイスをしたり指導をしたりという介護職の中でも最も中心的存在となる職種であるといえます。

社会福祉士

介護福祉士と似たような名前であるために混同されるのが社会福祉士です。
社会福祉士はソーシャルワーカーや生活相談員という名称で呼ばれることもあります。

社会福祉士は高齢者や障害を持った人といった生活に困難がある人たちやその家族の相談に乗り、適切なサービスを受けられるように指導をしたり、助言をしたりするのが仕事です。
あくまでも直接介護に携わるのではなく、生活援助をする立場であり、福祉施設や行政機関で仕事を行います。
介護福祉士やホームヘルパー、医師、役所といった場所と連携を取りながら要介護者にとってベストな福祉サービスが受けられるよう支援をします。

似たような職種で対象を精神障害者に限定した仕事が精神保健福祉士です。
精神障害者が社会に参加するための相談を受け、助言や指導をしていきます。

他にも介護現場を支える仕事には、介護施設の事務を取り扱う介護事務や、介護を必要とする人たちのリハビリを行う理学療法士や作業療法士といった仕事もあります。
広く介護と捉えると、介護の現場を支えるスタッフはたくさんおり、その人たちの協力でたくさんの人の支援ができているのです。